サンマリノ共和国観光・万博担当の国務省

フェデリコ・ペディーニ・アマティ
万博担当国務大臣
2024年7月22日、サンマリノ共和国の大総評議会(国会)は、第31回立法期の国務大臣を任命し、観光、郵便、協力、情報、観光投資誘致を担当する国務大臣であるフェデリコ・ペディーニ・アマティに万博担当の職務を委任しました。
2006年に初めて議員として選出され、2011年には財務委員会のメンバー、2016年から2018年には組織犯罪の浸透問題に関する議会委員会の委員長を務めました。また、地中海議会のメンバーとしても活動しています。さらに、2008年4月1日から10月1日まで、サンマリノ共和国の元首であるキャピターノ・レッジェンテ(元首)を務めました。
総委員会
2025年大阪・関西国際博覧会に対するサンマリノ政府総委員会
Contrada Omagnano 20
47890 San Marino
サンマリノ政府の2025年大阪・関西国際博覧会に対するEXPO総委員会は、2023年9月15日付法令第132号により設立され、国際博覧会事務局(BIE)の協定および規則に従って、サンマリノ共和国が2025年大阪・関西万博に参加するための組織作りとその調整を行うことを目的にしています。
観光省に本部を置くEXPO総委員会は、経済的、科学的、文化的、芸術的な活動を通じて、サンマリノ国内外において、サンマリノの万博参加に関連するあらゆるイベントやフォーラムなどを企画運営し、これらの活動を全面的にサポートします。2023年10月16日、サンマリノ政府は2025年大阪・関西万博の総委員会委員長にフィリッポ・フランチーニ博士を任命しました。同委員長の元で、渉外担当責任者のアリーチェ・アンドレイニ、広報担当責任者のラウラ・フランチオージ、そして総委員会担当官のマッティア・ロンキが、総委員会のスタッフとして従事しています。

フィリッポ・フランチーニ
総委員会 委員長
フィリッポ・フランチーニは、ドバイで開催された2020年ドバイ万博におけるサンマリノ共和国総委員会の委員長を務めた人物です。ボローニャ大学で経済商業学のファイナンス分野を専攻して学位を取得しました。さらに、サンマリノ共和国大学での企業国際化プロセスに関する高度な研修コースを含む多数の研修を受けており、サンマリノ共和国中央銀行やプライベートバンクなど、銀行業界および金融業界で数十年にわたる経験を有しています。
現在、サンマリノ共和国の文化観光省の高官を務めており、またブラジルにおけるサンマリノ共和国の大使としても活動しています(ブラジル連邦共和国大統領から「オルデム・リオ・ブランコ」の大十字勲章を授与されました)。さらに、年金基金の分離管理を目的とした公共信託の理事、およびサンマリノテニス連盟の副会長を務めており、かつては国際レベルのテニス競技大会に出場した選手でもあります。また、サンマリノ共和国で最も重要な公共機関である社会保障機構(Istituto per la Sicurezza Sociale)の管理責任者も務めた経験があります。

アリーチェ・アンドレイーニ
渉外担当責任者
アリーチェ・アンドレイーニは、ボローニャ大学で経済金融学の学位を取得後、経営・企業管理学の学位も取得し、さらに東アジアでの国際化プロセスに関する高等研修コースを修了し、銀行や金融業界で10年以上の経験を持っています。サンマリノ政府の第30回立法期において、産業・工芸・商業国務局で、国際プロジェクトを含む高度なプロジェクト管理において実績を積みました。アリーチェは、サンマリノ音楽学院の会長も務めた経験があります。

ローラ・フランチオージ
広報担当責任者
ミラノ生まれ、サンマリノ育ちのローラ・フランチオージは、ミラノの現代言語大学機関(IULM)のコミュニケーション・パフォーマンスアート科学部で広報学を専攻し、その後、社会・政治・制度におけるコミュニケーションマネジメントの修士課程を修了しました。自身のコミュニケーションエージェンシーを10年間運営した後、2023年にサンマリノ共和国財務省(サンマリノ共和国の政府機関)の広報担当責任者に就任しました。1998年のリスボンと2015年のミラノで、母国を代表する広報マネージャーとして、ローラは2階の万博を経験しました。
また、ローラはリミニとリヴィエラのインナー・ウィールクラブの会員であり、今年は事務局長として活動しています。パンク、インディー、オルタナティヴ・ロック音楽が好きで、ドラムを演奏し、ピンナップアートに大きな情熱を注いでいます。

マッティア・ロンキ
総委員会担当官
ボローニャのアルマ・マーテル・スタディオルム大学で経済金融学を学び、ミラノのカトリック聖心大学で国際経営学の修士号を取得後、カルロ・ボー・ウルビーノ大学で企業のためのマーケティングとコミュニケーションを専攻し、修士号を取得しました。イギリスでの短期間の職務経験を経て、サンマリノに戻り、イタリアの公共行政サービスに特化したリーディングカンパニーでHRマネージャーの役職を担いました。サンマリノ政府の第29回立法期において、教育文化担当国務局の特別秘書に任命され、2019年7月にはサンマリノ共和国の国会である大総評議会のメンバーに選出され、立法期の終了まで国会議員として勤務しました。さらに、サンマリノ政府の出資企業であるタイタンゲーム株式会社(Giochi del Titano S.p.A.)の取締役会メンバーも務めました。現在は、サンマリノ共和国の公共サービスを担う完全国有の多機能企業である公営事業公社に勤務しています。2024年6月10日からは、2025年大阪・関西万博総委員会に出向しています。また、マッティアは「イッショーニ・サンマリノ・ジャパン文化協会」の会長も務めています。
経済発展機関 – 商工会議所株式会社
